喘息の発作が起こったら※このページは,あくまでも素人の私の個人の経験に基づく対応なので,重症の場合は正規の医療機関に先ず相談して下さい。 尚,喘息には色々なレベルと症状があります。 ゼーゼー,ヒューヒューと耳で聞こえる位の呼吸困難を起こしている場合は,すぐに救急車を呼んだり,救急病院へ搬送しましょう。 緊急度の判断がつかない場合は,対応可能な病院へ相談しましょう。 <息子の場合の喘息症状> 咳,鼻水の後,徐々に悪化し,呼吸をするとヒューヒュー言う。 ※鼻を押さえてヒューヒュー言っていれば,呼吸困難状態で非常に危険です。 夜間でも救急病院へ連絡し,指示を受けましょう。 <一次対策> ※緊急の場合は掛かりつけ医師や救急病院等専門家の指示に従って下さい。 1.症状を確認する ヒューヒューと言っている場合は,横向きにしてみたり,抱き起こして息が楽になるかどうかをみます。 また,鼻で息が出来るのか,口でしか息が出来ないかを確認します。 もし鼻が詰まっているようなら,鼻吸い等で鼻水を取り,鼻を通します。 鼻水がつまって,と言う原因の場合も良くあります。 口だけで息をしてヒューヒューやゼーゼーと言う場合は,咽喉の気管が腫れているので,鼻水を取ってもあまり効果が無い場合もあり,かえって息が苦しくなる場合もあります。 但し,上気道の腫れの場合は呼吸が改善する可能性もあるので,様子を見て可能な限り鼻水を取ると良いようです。 2.医者に処方してもらった予備の気管支拡張剤を与える。 家の場合 (1)テオドールドライシロップ:朝晩1回ずつ,少量の水に溶かして与える。 (2)ホクナリンテープ:手の届かない背中に張る。 3.加湿器や吸入で呼吸を補助する 本格的では無くても,吸入で咽喉や鼻の粘膜に湿り気を与えるだけでも多少改善する場合もあります。 但し,重症の場合は医療機関へ行くまでのつなぎ程度と思った方が良いです。 4.清涼剤をぬる 等の咽喉がスッキリするものを塗ると,多少でも楽になる場合も。 3と同様重症の場合は,医療機関へ行くまでのつなぎと思った方が良いです。 5.専門医にかかる 1~2で改善しない場合は,すぐに病院へ行った方が無難です。 3~4で症状が落ち着いてくるようなら,暫く様子を見ることも可能だと思いますが,急に悪化することもあるので,出来るだけすぐに医療機関に連れて行きましょう。 もし,症状が軽減して夜を乗り切ることが出来たとしても,翌日必ず専門の医療機関で診察を受けましょう。 喘息は,突然の呼吸困難を起こすおそれがあり,最悪の場合は命に関わる病気なので,発作を起こした場合は注意が必要です。 普段から何度も発作を起こしている場合は,掛かり付け医で緊急時の治療法を相談し,ステロイドの吸入や,テオフィリン(まだ認可されていませんが)などの緊急時の対応方法を相談しておきましょう。 また,喘息は食物アレルギーや環境のアレルゲンが原因の場合もあり,再発のおそれが高い病気です。 喘息の発作を起こした時だけ診察を受けるのではなく,持続的に治療されることをお勧めします。 ジャンル別一覧
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